
― 本当に美味しいりんごを選ぶために ―
「甘いりんごが食べたい」「通販で本当に美味しいりんごを見つけたい」
そんな方に、うち『果実の森』の長野県産・葉とらず蜜入りふじりんごを紹介します。
ふじは、日本一多く栽培されているりんごの王様。
味よし、見た目よし、保存性よし。
まさに“りんご界のシャインマスカット”と呼びたくなる存在です。
でも、誰でも作れるからこそ味の差が大きい。
見た目だけ立派で、香りも食感もいまいちなものもあります。
だからこそ「うちのふじりんごは違う」と胸を張って言える理由を、今日はしっかりお話しします。
■ 本当に美味しいふじりんごとは?
包丁を入れた瞬間、花のように広がる甘い香り。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にフローラルなんです。
果肉には金色に透き通る蜜。
シャキシャキの歯ざわり、くどくない上品な甘み、そしてほどよい酸味。
この“キレの良さ”こそ、最高のふじの証。
食べるたびに思います。
「やっぱりふじはキング・オブ・りんごだな」と。

■ 農家直送の強みは、“時間の短さ”
うちのりんごは、収穫してすぐに出荷。
最短では昨日まで木になっていたりんごが、翌日にはお客様の手元に届きます。
一方、スーパーのりんごは、
農家で保管 → 農協へ出荷 → 冷蔵庫で順番待ち → 市場 → 小売店 → 店頭。
こうして店に並ぶ頃には、何週間も経っていることが多いんです。
その間に水分は抜け、香りは飛び、食感も変わってしまう。
「シャキッとしない」「香りがしない」のは、りんごのせいじゃなく“時間”のせいです。
だから果実の森では、時間をかけません。
収穫したその日のうちに発送準備。
このスピードが“農家直送の美味しさ”を作っています。
■ 果実の森がこだわる“木の育て方”
うちでは「木を育てる」のではなく「実を育てる」。
肥料を与えすぎて木を太らせるのではなく、
しっかり実に栄養を送ることを大切にしています。
2年に一度は土壌診断を行い、科学的に土の状態をチェック。
データに基づいて肥料設計を組み、木の様子を見ながら作業の順番を決めます。
感覚ではなく、根拠をもって育てる。
それが果実の森の基本姿勢です。

■ ヤギチーズの副産物「ホエイ」で育てるふじりんご
うちはヤギチーズも作っています。
その過程で出るホエイ(乳清)を畑にまくことで、
カルシウムが果肉を引き締め、乳酸菌や酵母の働きで土が豊かになります。
ヤギの恵みが土に還り、土が果実を育てる。
この循環の仕組みこそ、果実の森のりんごが美味しい理由のひとつです。

■ 「葉とらず」で仕上げる理由
一般的に、りんごを赤くするために“葉つみ”といって、
果実の周りの葉を取って光を当てる作業をします。
確かに見た目はきれいになります。
でも、実のすぐ近くの葉っぱこそが、いちばん栄養を送る存在。
だから、うちは取らない。
見た目の赤さよりも、味を優先します。
葉の跡が少し白く残るけど、その赤と白のコントラストも自然で綺麗。
最近は葉っぱが立ち上がっていて自然に色づくので、
白跡が減ってきました。
正直、あの“白い跡”が好きだったので、ちょっと寂しいくらいです(笑)。
また、“反射シート”という地面にシートを敷いて光を当てる方法もありますが、
それをやると下から光が当たり、りんごのお尻の部分まで赤く染まってしまう。
この部分の色こそが、熟度を見極める大切なサイン。
赤くなりすぎると収穫のタイミングが分かりにくくなり、
結果として“まだ熟していないりんご”を採ってしまう危険があります。
だから果実の森では、見た目より味、
りんご自身のペースで完熟を待つことを何より大切にしています。

■ 「自分が食べてうまい」と思えるりんごを
正直に言うと、昔の私はりんごがそこまで好きじゃなかったんです。
どこにでもある味で、特別だと思えなかった。
でも、自分の畑で育てたふじを食べた時、
「これ、本当に自分が作ったのか」と驚いた。
香りが違う、音が違う、噛んだ瞬間に甘さが弾ける。
そこから、りんごが“仕事”じゃなく“喜び”になりました。
だからこそ、食べる人にもその瞬間を味わってほしい。
切った瞬間の香り、かじった時の音、舌に残る余韻。
その全部が揃って初めて、“本当に美味しいりんご”だと思うんです。
だから、採れたてしか出しません。
自分が食べてうまいと思えるものしか、出したくない。
■ 自信があるからこそ言えること
うちはシャインマスカットで令和7年、長野県一位(農林水産大臣賞)を受賞しました。
ふじりんごにも、同じ情熱を注いでいます。
本当に美味しいと思っているから、こう言えます。
「まずかったら、返品・返金対応します。」
■ 最後に
とことんこだわって、手を抜かず育てたりんごです。
ぜひこの記事を見た方は、一度食べてみてください。
りんごって、こんなに香って、こんなにジューシーで、
こんなに“心が動く果物”だったのか――そう思ってもらえるはずです。
あー、あと1か月…待ち遠しい!!
👉 果実の森の長野県産 葉とらずふじりんご
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