りんご新聞第四号「剪定も大詰め!残すはふじりんごと桃(なつっこ&川中島白桃)です。」

冬の期間は農業は暇なように見えますが、実際には最も忙しい季節かもしれません。

この時期には、一年間伸びた枝を整理する作業剪定(人間でいう散髪のようなもの)を行い、次年度の栽培に備えます。剪定作業だけではなく、たとえばぶどうは棚で栽培するため、棚の線が切れた場合の補修作業も必要で、冬の時期やります。

また、最近では大きく古い木が多いリンゴ園を借りることが多く、これらの古いリンゴの木を抜き取り、3月下旬には新しい若木を植えます。今年は、「はるか」という白いリンゴの品種を初めて植える予定です。

収穫はおそらく令和9年頃になると思いますが、楽しみにお待ちください。

また、この10年間でぶどうに関しては、古い巨峰の木を伐採し、シャインマスカットを植え続けました。その結果、黒いぶどうがだいぶ少なくなってしまったため、今年は巨峰を植える計画です。

私は個人的に巨峰が大好きです。

さらに、長野県でしか栽培できない赤いぶどう、クイーンルージュも多く植える予定です。

アメリカへチーズが旅経ちました!!

3月5日から3日間、アメリカで開催されるワールドチャンピオンシップチーズコンテスト(WCCC)に向けて、私たちのチーズが旅立ちました。

ヤギの搾乳期は基本的に5月から11月までなので、現在はヤギの乳が手に入りません。しかし、11月に搾乳したミルクを冷凍保存しておき、そのミルクを使用してチーズを製造しました。

冷凍保存した後はやはり風味が少し落ちてしまい、味わいが寂しくなってしまいますが、それでも非常に美味しいチーズを作ることができ、出品することができました。

ただ、飛行機の揺れでチーズが損傷しないか、少し心配ではありますが、結果が出るのを楽しみにしています☆