りんご新聞第一号「10月17日時点で最高糖度20度の長野県産ふじりんご」

今年の雪解けは早く、同じくリンゴの芽吹きも私が農業を始めてからのこの12年間で一番早い芽吹きとなりました。

この地域ですとゴールデンウィーク後までは、雪や、霜の心配があるため、それらの寒さにあたる可能性が高くなるので良いことは一つもありません。案の定、花が咲く時期に霜が何回もおりました。対策として園を温めるために、夜中の2時から火もたきましたが、力及ばずです。実の付は例年の7割程です。

また今年の夏は灼熱で、ただでさえ雨の少ない地域なのに、これでもかというくらい雨が少なく、苦労しました。

苦労に、苦労を重ねてなんとかできたリンゴですが、昨年からチーズ製造時にでるホエイ(海外では豚の餌にもなります。*ホエイ豚*)を果実に散布しているせいなのか、味はすこぶる良いです!

昨年のリンゴを食べた多くの方から今年は味が今までも美味しかったけど格別にうまい!そんなお声もたくさんいただきました!そんなお声をいただいていたので、今年のりんごの味見は

ドキドキ!ドキドキ!

そしたら収穫開始が11月10日前後のふじですが、10月17日の時点ですでに糖度20度に達しているものが多数ありました。

普通のりんごは糖度14度~16度程度です。

しかもただ甘いだけじゃなく、香りもよく、味も良い!今年も自信をもってお届けできるりんごになっていました☆

今年は近隣の農家でやめる方が多数おり、りんご20a桃10aが新たに増えました。

来年はさらにやめる方がおり、ぶどう30aりんご60aが増える予定です。。。

農地を守るために断ることはしませんが、あまりにも急激にやめる農家の方が多いことに恐怖も感じています。

新しい農地は美味しいものを作るまでに苦労しますが、引き続き頑張ります☆